雨の日の、洋楽ロックをかけたままの原付疾走は
少しだけ、本当に少しだけ私の孤独を小さく小さく埋めてくれた

この虚しさ、どうしようもない空虚
誰と居ても誰と話しても誰と触れ合っても「絶対に」埋めようのない空虚感
熱量を持った星が消える刹那がその苦々しさが
スローモーションで降りかかるような苦しみ
その苦しさと同時に

ああやっぱりもし、もし仮に
彼女が居なくなったら私生きてられないんだろうなぁ、
と言うか
彼女が居なくなったら私が生きてるということの意味が
なくなっちゃうんだろうなぁということを
(別に彼女がいなくなっても私は食事を、睡眠を持続させるだろうから
これは依存ではない、と認識した上で)

それを同時に思って苦しく、泣きたくなってしまった



本人には絶対に言わない言わないだいじだから
すきだよこれが愛だろうが友情だろうが呼び方なんてなんでもいいの
だいじ

だいじだ


それだけだ


生きていて輝いているものが好きで、子供が好きで
受け取ることと与えることとが同じくらい好きで
前を向いてたくさんのひとを幸せにしようとしている
よく笑う、人を幸せにする悪戯が好きで、少し秘密主義
あなたがすきだ



おねがいしますかみさま
どうか変えないで欲しいものがあります
現実に変わらないものなんてないと何度も思い知らされた今、それでも
奥歯を強くかみ締めるほどに変わらないでと強く願うものがあります


おねがいしますかみさま
いっそ私なんてどうでもいい
「大人になる」ということが未だに私には出来ず
けれど彼女は容易にその壁を越えることができるでしょう
でもその先をみたくないんです



疲労した瞳で子供達を見つめる彼女、と、出会うようなことなことだけは
どうか起きて欲しくないの









コメント

朱
2010年2月1日1:41

共感って言うとちがうのかもしれないけれど
アサト様の意図してる意味とわたしの感じたものは別物でも
文章を読んでいてこころのなかのどこかが泣き出しました。
素敵な文章ですね。
突然のコメントしつれいいたしました。

薙 アサト
2010年2月5日1:51

コメントありがとうございます。
本当に漠然とただと吐き出すような形で書いている日記なんですが
それでも朱様の心の琴線に何かしら少しでも触れられる部分があったんだな
と思うととても嬉しくコメントを拝見させていただきました。
素敵な文章、だなんて言葉を頂いてしまって嬉しいやら、
拙過ぎてお恥ずかしいやらです。
よろしければ、また拝見くださると嬉しいです。
私も朱様の日記拝見しに伺いますね。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索