一瞬分の幸福

2008年7月12日
最近まで付き合っていたカレと
ちょっとした都合があって会うことになった。
少し前に言われた「元に戻る気はない」というその言葉は
傍目には冷徹だったけれど
私はその分、思っていた以上に変に引きずることなく
さっぱりと諦めが付けることができた。
今は普通に友達として接すると心に決めている。

「夏しばらくいそがしいねん」
「なーに?新しいカノジョ?できたの?」
ふざけてそう言ったら
「まぁそんなとこちゃう」
言葉を濁した。
「わー悔しい」
そう言ったら
「悔しがらんでもええやん」
呆れて言っていたけど
「だって先こされたとか悔しいやん、」
無意識に私の口からそんな言葉が出ていた。

私にそんなちょっとした強がりができるようになってるなんてね。
私は今も幸せだよ。
あたし達の線は重ならなくなった、
あたし達の両手は離れた

でもさようならじゃない
まだありがとうの言える距離に居るんだよ

朝露が乾くまでの幸福だとしても
私はそれを純粋な幸いと感謝したい

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