起き上がりこぼし

2006年6月26日
私は私の守りたいものがあって
それが私では、もう守れないと知ったときから
もう生きていこうという意志はなくなっていて
その頃から「遵守」という言葉に
逃避めいた憧れを持ち出したんだと思う。

私は一度のめりこむと盲目的に突き進むように深入りする癖があって
その時も「これが全てなんだ」と頭のどこかで思い込んでいたから
それが無くなった時どうすればいいのかわからなかった。
わからなくなった。


今はあたたかい思い出の残滓で生き延びている。


生きていく理由なんて驚くほどにない。


おなかがすけば食べて、眠くなれば眠るだけのこと

けれど
それだけがただ辛い。
思い出すことはたいてい彼方にあるものばかりで
それだけがただ

あんなに守ろうとしたものたちは一体
どこへ

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